緒方貞子回顧録

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めちゃくちゃ面白かったです。
久しぶりの勉強…大学時代に初めて
自分の興味のある分野を学んだ時のようにわくわくしました。
しかも理論だけではなく、現場を踏まえての分析、
なるほど!!とこれが授業ならノートに構図にしてまとめたくなる内容ばかり。

内容は少女時代から始まり、大学時代に研究していた論文、
日本がなぜ戦争をすることになったのかの分析のお話。
その後、国連にかかわる仕事をしていた頃の話。
さらに国連難民高等弁務官として勤めた十年。
そしてJICAの理事長としての8年半に至るまで。

特に国連難民高等弁務官の現場のお話には引き込まれました。
数々の問題が勃発した時代に指揮をとった彼女は現場を必ず見るということ、
今必要なことを従来のルールに捉われずちゃんとすることを徹底していました。
なぜこんな難しい問題の中でも毅然として決断をすることができたのかといえば、
きっと「人間を大事にする」その根底を揺るぎなく持ち続けていたからなのだろうと思います。

そして、最後の章。今の日本の問題とこれからどうすべきかというところは必読。
適確な分析にどの言葉もしっくりと胸に届き、多様性の重要さ痛感しました。

読み応えがあり、読んだ後とてもすっきりとする本でした。

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またそんな彼女ですら、子育てを理由に仕事を断っていた時期もあり
本格的に国連の仕事を始めるようになったのは41歳の時、
国連難民高等弁務官になったのは63歳の時だったと知り、
もう一冊「緒方貞子という生き方」という本も読んでみました。

「女性には男性と違うサイクルがあるの。
だから、焦って目標を決めてしまうより、
自分のサイクルで生きながら長期戦でかまえたほうがいい。
女性は人生が長いんだし、長いスパンで考えればいい」

そんな言葉が特に今、心に残りました。
あせらず、あせらず。
昔から自分に一番必要な言葉です。
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プロフィール

utsugimaika

Author:utsugimaika
・ラジオDJ
・チャイルドボディセラピスト
・JICA中部なごや地球ひろば 
 オフィシャルサポーター
・Supporter's Support代表
・コップなごや水基金 コーデュネーター
・なんとかしなきゃ!プロジェクト メンバー
・フェアトレードタウンなごや推進委員
 
                  など

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