グッドライ 〜いちばん優しい嘘〜

グッドライ〜いちばん優しい嘘〜という映画をご紹介しました。
これは本当に1人でも多くの人に見てもらいたい素晴らしい映画です。

1983年、アフリカ大陸のスーダンでは内戦が始まり、
数万人の子どもたちが両親の命と住む家を奪われました。
その後2000年、アメリカとスーダンが協力し、
難民キャンプで育った3600人の若者たちを全米各地へ移住させる計画を実施。
これは、これまで見たこともない世界へ移り住むことになった姉兄弟のものがたり。



最初にアフリカ支援のボランティアを始めた時の気持ちを思い出した。
1983年というのはちょうどわたしが生まれた年。
家族から誕生を祝福されて、いろんなおもちゃを買ってもらい
なに不自由無く生まれた31年前。
もし生まれた場所がスーダンであったなら、当時その命が続いたかわからない。
ただ、生まれた国が違う。それだけのことなのに。

何も悪いことをしていない、こんなに一生懸命生きている人たちが
なぜこんなにも苦しまなければいけない。
そんな理不尽なことを起こしてしまうのが戦争、内紛。
改めて決してあってはいけないものだと思う。
そんな現実が描かれた冒頭。

そしてこの映画のおもしろいところは、
その後の彼らにフォーカスをしたところだった。
難民となって、ケニアからアメリカへ移住した後のこと。
最初は電話が何かもわからず。
警報機が鳴ったと思い込んだり。
「今日はジョークってやつを教えてもらったんだ」
とアメリカンジョークに大笑い。

私たちにとって当たり前の風景の彼らの受け取り方の
一つひとつに声を出して笑ってしまう。
一方でスーパーで出る大量の食品廃棄物に納得のいかない彼らを見て、
正しいのは彼らの感覚の方だなと気付かされたり。

何よりも家族を大切にする彼ら。
先祖から伝わる教えと誇りを決して忘れずに、
どんな時も前向きに生きるその姿勢は周囲のアメリカ人だけでなく
スクリーンの前のわたしたちまで変えてくれる。

タイトルのグッドライの意味が分かった時。
たくさんの涙があふれます。
(いや、開始5分から最後まで何度も何度も泣く瞬間が訪れます。
ただ最初と最後でまったく違った涙が流れます)

ちなみにこの映画は出演しているキャストが
実際に元スーダン難民で、少年兵だった人もいるというのも注目すべきところ。
最後のエンドロールに当時の彼らの写真も出てくるので
エンドロールも要チェックです。

社会的な問題提起をたくさん含んでいるのに
決して社会派映画という感じではなく、感動のヒューマンドラマ。
ものすごくオススメの映画です。

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プロフィール

utsugimaika

Author:utsugimaika
・ラジオDJ
・チャイルドボディセラピスト
・JICA中部なごや地球ひろば 
 オフィシャルサポーター
・Supporter's Support代表
・コップなごや水基金 コーデュネーター
・なんとかしなきゃ!プロジェクト メンバー
・フェアトレードタウンなごや推進委員
 
                  など

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