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頭は「本の読み方」で磨かれる

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脳科学者の茂木健一郎さんのこの本、めちゃくちゃ面白かったです!

この世で一番脳に効くのは読書、とか。
どんな本でも読むのが楽しくなるコツがある、とか。
買っただけで頭脳はもう進化していて積ん読にも意味がある、とか。

紹介したいポイントはたくさんあるのだけど、
敢えてこのブログでは子育てに焦点をおくと、
オタクは大事にするのが良いようです。
(これは前に紹介した「脳はバカ、腸はかしこい」でも書かれていました)

茂木さんは子どもの頃、お小遣いを必死に貯めて
1万円もする本を注文するほどチョウがとにかく大好きだったのだそう。
そのうちにブルーバックスという一般向けの科学書シリーズを読むようになりました。
わかりやすく書かれた本だとはいえ、相対性理論や素粒子物理学、
宇宙論に生命の起源など小学校の算数や理科のカリキュラムとは
全く関係のないテーマの本に手を出すようになっていたわけです。
そのうちに、アインシュタインの伝記に出会って、
その科学者としてのあり方に惚れ込んで、自分も科学者になろうと決意したのだとか。

そんな茂木さん曰く、

世の中の物差しではかって頭がいい・悪い、勉強ができる・できないを判断しても、
長期的には意味がないことがたくさんある。
本当に大切なのは、ただ何かに熱中できるかどうかなのです。

楽しいことだと、人間はのめり込みます。
楽しいことなら、学ぶことは苦痛ではなくなるのです。

まわりから何と言われようと、それを絶対に止めないでください。

(一部抜粋: 頭は「本の読み方」で磨かれる / 茂木健一郎 三笠書房より)

なるほどな〜と思っていたところに、電車がいっぱい載った
小さな白黒の紙切れを持って「ママこれ貼って〜」と近づいてきた息子。
プラレールの木箱にセロテープで貼ってあげると
「きゃー♡かーわいーい♡♡」と歓喜のおたけび。
これがかわいく見えるのか!(笑)

何の役にも立たないと思っていたあなたのその鉄道オタクっぷりも
母大事にすることにするよ。

何であってもそれだけ情熱を傾けられるものがあるということは素晴らしい。
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ムハマド・ユヌスの自伝

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ムハマド・ユヌスの自伝読み終えました!
(他にできることないから、本だけは進む…)

最後に載ってた1997年にマイクロクレジット・サミットでした
スピーチが素晴らしかったので一部を抜粋。

わずか100年前、人類は依然として
空を飛ぶ方法を見つけるために苦闘していました。
多くの人たちは、人類は決して空など飛べないと真剣に考えていたのです。
空を飛ぼうというアイデアに没頭している人たちは、
気が狂っていると見なされていたのです。

1903年、ライト兄弟は初めて飛行機で空を飛びました。
空中にわずか12秒とどまっただけでした。そう、たった12秒です。
飛距離は120フィートだけでした。
そのとき、新しい世界の種が蒔かれたのです。
それからわずか65年後には、人類は大胆にも月に行って、
月の石を拾って再び地球へ戻ってきました。
全世界がその瞬間をテレビで見ていました。

マイクロクレジットの世界でも、
私たちはまさしくライト兄弟の飛行機に乗って飛んでいるところです。
私たちは120フィートを越えたところで、もうすぐ500フィートです。
私たちの飛行機は安全ではないという人もいます。
不格好だと思う人もいれば、目的を果たすためには
十分な機能ではないという人もいます。

でも私たちはみなさんに保証します。
私たちはすぐにボーイングやコンコルドを飛ばすことになるでしょう。
ブースターロケットを飛ばす準備もするつもりです。

貧困は文明化された人間社会には存在しないものだと信じています。
それは博物館で展示されているのがふさわしいものなのです。


(ムハマド・ユヌス自伝 ハヤカワノンフィクション文庫より)

博物館で子どもたちが
「昔はこんな風に貧困に苦しむ人がいる時代があったんだね」と
勉強する日がきっとくる。
かつての奴隷制度やアパルトヘイトを今、博物館で見るように。

とても良い本だったので、興味ある方ぜひ!

ホセ・ムヒカの言葉

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2012年のリオ会議で「もっとも衝撃的なスピーチ」を行った
ウルグアイ第40代大統領ホセ・ムヒカ。
その和訳は当時SNSなんかでもよく出回っていて、
まだ記憶に新しいですが、そんな彼の言葉の詰まった本読みました。

改めて良いスピーチだったなぁ、と!
持続可能な開発会議において、彼が主張したのは
私たちが直面しているのは環境危機ではなく、政治的な危機問題であり、
人類が作った消費社会という大きな勢力を
コントロールしきれていないことにある、ということでした。

「貧乏な人とは少ししか物を持っていない人ではなく、
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

そんな言葉がとても印象的でしたが、これが口先だけのことではなく、
大統領になってからも大統領官邸には住まず小さな農園に暮らし、
車は昔から使っている古いビートルを自ら運転。
彼自身が「足るを知る」生活をしていることを知ってさらに言葉が強く響いてきました。

地球の未来を考えるとき、
これからも彼のスピーチは繰り返し語り継がれていくのだと思います。
私自身も生活、見直さなくては!

脳はバカ、腸はかしこい

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この本読みました。

腸は病原体を排除し、私たちが生きるために必要なビタミン類を合成し、
免疫力をつくり、幸せ物質であるセロトニンやドーパミンを脳に運ぶ、
実は幸せを作っているのは腸なのだ!というお話。

脳は安全かどうかの判断ができない。
食中毒菌が入ったものでも脳は食べなさいとシグナルを出すけれど、
腸は安全でないものが入るとすぐに吐き出したり下痢を起こしたりして、
人間の体を守っています。

脳からの命令が無くても独自のネットワークによって
命令を発する機能を持っているのは臓器の中でも腸だけ。
腸って賢いんですね~。

一方でいかに脳が騙されやすいかということがたくさん書かれていました。
ミミズは一度身につけた脳をわざわざ棄てたという仮説もあるそうですよ。

また、子育て中のママは特に気になる脳と腸の機能に基づいた子育ての話も。
3歳までの英才教育は良くないということが書かれていました。

脳の神経細胞のシナプス数の増加が最も多い時期は生後3年間で、
この時期は現代的な文明の影響を入れてはいけない聖域であり、
知識的な刺激は感性の蘇りを妨げてしまうのだそう。
その時期の養育環境によって感性の原型が蘇り、
感性が豊かであれば学習の成果は着実に伸びる。
知識の学習は4歳以降にすれば良い、ということでした。

ちなみにシナプスの数が多いからといって賢い子に育つというわけではなく、
最も強靭な回路をいかに上手に利用するかで決まるんだそうですよ。

教育に関してはいろんな考え方があると思うけれど、
私は共感できるところが多くて楽しく読めました!

また最後には中高年になったら糖質は控えるようにとの話もあり、
色んな世代が楽しめる内容です。

良かったら☆

緒方貞子回顧録

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めちゃくちゃ面白かったです。
久しぶりの勉強…大学時代に初めて
自分の興味のある分野を学んだ時のようにわくわくしました。
しかも理論だけではなく、現場を踏まえての分析、
なるほど!!とこれが授業ならノートに構図にしてまとめたくなる内容ばかり。

内容は少女時代から始まり、大学時代に研究していた論文、
日本がなぜ戦争をすることになったのかの分析のお話。
その後、国連にかかわる仕事をしていた頃の話。
さらに国連難民高等弁務官として勤めた十年。
そしてJICAの理事長としての8年半に至るまで。

特に国連難民高等弁務官の現場のお話には引き込まれました。
数々の問題が勃発した時代に指揮をとった彼女は現場を必ず見るということ、
今必要なことを従来のルールに捉われずちゃんとすることを徹底していました。
なぜこんな難しい問題の中でも毅然として決断をすることができたのかといえば、
きっと「人間を大事にする」その根底を揺るぎなく持ち続けていたからなのだろうと思います。

そして、最後の章。今の日本の問題とこれからどうすべきかというところは必読。
適確な分析にどの言葉もしっくりと胸に届き、多様性の重要さ痛感しました。

読み応えがあり、読んだ後とてもすっきりとする本でした。

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またそんな彼女ですら、子育てを理由に仕事を断っていた時期もあり
本格的に国連の仕事を始めるようになったのは41歳の時、
国連難民高等弁務官になったのは63歳の時だったと知り、
もう一冊「緒方貞子という生き方」という本も読んでみました。

「女性には男性と違うサイクルがあるの。
だから、焦って目標を決めてしまうより、
自分のサイクルで生きながら長期戦でかまえたほうがいい。
女性は人生が長いんだし、長いスパンで考えればいい」

そんな言葉が特に今、心に残りました。
あせらず、あせらず。
昔から自分に一番必要な言葉です。
プロフィール

utsugimaika

Author:utsugimaika
・ラジオDJ
・チャイルドボディセラピスト
・JICA中部なごや地球ひろば 
 オフィシャルサポーター
・Supporter's Support代表
・コップなごや水基金 コーデュネーター
・なんとかしなきゃ!プロジェクト メンバー
・フェアトレードタウンなごや推進委員
 
                  など

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